祈りの伝筆 

祈りの伝筆 

1945年 8月6日(月)8時15分。

電車の中で、そっと黙祷しました。

この日は、世界で初めて核兵器「リトルボーイ」を実践使用された日。

第2次世界大戦末期に、アメリカ軍が広島に向けて・・・

沢山の人の命が犠牲になりました。

今も語り継がれる戦争の悲惨な状況。

 

「だから、戦争は絶対にしてはいけない」

と、

戦争を体験した方達が、悲しみと苦しみを抱えながら

私たちの知らない世代に語っていく活動を続けてくれています。

 

いつの時代でも変わらないのは、

人が人を傷つけあうこと。

体だけではなく

心も傷つけ合うこと。

憎しみ、悲しみ、恨み、絶望、ストレス、

全ては・・・

「心の弱さ」から始まるのかもしれません。

 

早朝の原爆ドームを見た時、

静けさの中に、とても深い祈りのようなものを感じました。

幻想的で・・・美しすぎる・・・

でも、とても悲しい景色でした。 

 

 

時を経て・・・

 

今の地球は、多くの災害に見舞われています。

 

人間の手ではなく

 

自然の力ですが、沢山の人が犠牲になっています。

 

自然の力・・・?

 

その自然は、私たち人間が作っている

 

「自然現象」かもしれません。

 

「平成30年7月豪雨」

 

広島、岡山など、西日本が、集中豪雨に遭い

 

とても悲しい状況になりました。

 

多くの人が犠牲になりました。

 

生きる気力を失った方も沢山いらっしゃると聞きました。

 

水、雑巾、タオル、服、下着、オムツ・・・

 

沢山の人が善意を示し、

 

すぐに、被災地に物資が沢山届いたと聞きました。

 

私もボランティアに参加しました。

 

 

その日は、現地の募集はなかったので、

 

市役所の敷地内での仕分け作業を手伝うことに。

 

仕分けをして気づいたことですが、

 

物資を探しに来た人が、求めているものが見つからず、

がっかりしながら帰っていく方が多いという現状でした。

 

サイズが偏った下着、洗濯済みの靴下、シミのついた服、黄ばんだカッターシャツなど

 

段ボール箱に沢山の同じようなものが入った物資。

 

誰が持って帰りたいと思うでしょうか。。。

 

何だか悲しくなりました。

 

善意が人を傷つけることがあるんだ。

 

そう思いました。

 

家も、車も流された人が、

 

使い古しの物を支援してもらうことは

 

傷ついた心を、さらに傷つけてしまう行為になる気がしました。

 

今、私にできること。

 

祈りの伝筆は、書に向き合う時間を持つことで

 

無になり、自分の心を静め、心を静める力があります。

 

そして、終了後は何故かスッキリし、心が軽くなります。

 

祈りの伝筆の参加費は、経費を除いて全て寄付します。

 

安くても、自分が求めているものを手に入れられたら・・・

 

嬉しくないですか?

 

とてもシビアですが、

 

必要なのは、やはりお金なのだと思います。

 

必要なものが必要な人の手に渡りますように。。。

 

書と向き合う人が増えると

心が落ち着く人が増えます。

心が落ち着いた人が増えると

穏やかな世の中になり、

思いやりのある世界になります。

結果、戦争を口にする人もいなくなり

命あるものと自然が仲良くなり

地球が落ち着き

平和なの世の中になる・・・

 

そんな風に思います。

自分の心を落ち着かせることで、チャリティー活動ができる。

 

それが、祈りの伝筆です。 

 

今回は、野村真美先生と一緒に参加しました(^^)

 

伝筆協会代表の、侑季蒼葉先生のブログ「伝筆らぼ」に、

詳しく書かれています。

 

次回は、皆さんと一緒にしたいと思っています。

 

伝筆を経験したことがない方でも大丈夫です。

 

祈りの伝筆は、誰でも参加できる

 

伝筆協会のチャリティーイベントです✧

 

あなたも参加してみませんか。